胃がん

腹痛胃がんの主な原因はピロリ菌感染です。長期間萎縮性胃炎が続くことによって発症のリスクが高まります。胃の壁は何層にもなっており、胃がんができるのは最も内側の粘膜です。がんができても初期段階では自覚症状がほとんどないため、早期に気付くことは困難です。胃がんは次第に外側に向けて広がっていき、進行すると胃部痛などの症状が起こります。やがてリンパ節や腹膜や大腸・膵臓などにも転移していきます。胃がんが最も多いのは80代の男性ですが、50歳頃から徐々に増えていきます。特にご家族やご親族に胃がんの方やピロリ菌感染者がいる場合には、胃カメラ検査を受けることがお勧めです。

症状

胃がんの初期段階では症状が自覚できません。がんが大きくなってきてから、食べものの飲み込みにくさや胸やけ・吐き気・食欲減退に体重の減少などの症状が現れ始めます。また、胸周辺に違和感や不快感が現れ、みぞおちの痛みなども感じるようになります。とはいえ、必ずしもがんが進行すれば症状が現れるというわけではなく、他の臓器やリンパ節に転移して初めて自覚できる症状が現れる場合もあるため、発見が遅れがちです。早期発見・早期治療で完治するには、定期的に胃カメラ検査を受けることをお勧めします。胃部周辺に違和感や不快感がある場合には、お早めに当院までご相談ください。

検査

造影剤を使ったX線検査では小さな病変などを見逃してしまう可能性があり、健康診断で造影剤を使ったX線検査を受けて問題なしとされた場合でも、胃カメラ検査で微細な早期胃がんが発見されることもあります。さらにX線検査で疑わしい病変が発見された場合も組織採取ができないことから、確定診断のためには別途胃カメラ検査を受ける必要があります。胃カメラ検査は早期胃がんの発見と確定診断が唯一可能な検査です。
こうしたことから、当院では最初から胃カメラ検査を行って微細な病変の発見に努め、胃カメラ検査中に採取した組織の病理検査によって確定診断しています。

胃カメラ検査

内視鏡検査極細の内視鏡スコープを口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸といった上部消化管の粘膜を詳細に観察できる検査です。当院では特殊光や画像変換、拡大など高度な最新機能を搭載した内視鏡システムを用い、内視鏡検査の研鑽を積んだ専門医が検査を行って、通常の胃カメラ検査では発見が困難な表面変化に乏しい微細な胃がんの発見も可能です。また、採取した組織は病理検査による確定診断に加え、ピロリ菌感染の有無を確かめることもできます。
胃がんの早期発見と早期治療には、毎年1回定期的に受ける胃カメラ検査が有効です。

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